こんにちは、けんたです。
不動産の賃貸営業への転職についてを記事にしました。
- 未経験でも働けるの?
- 宅建資格を持ってないとダメ?
- 営業が苦手でも出来る?
- 30代でも転職できる?
こんな疑問にお答えします。
ボクも11年間不動産賃貸業で働いて、営業→店長→マネージャーと経験を積んできました。
その経験をもとに、必要なスキルや見えないところでどんな仕事があるのかなど、裏側も含めて解説します。
※この記事はプロモーションを含んでおります。
賃貸営業の仕事内容は?

不動産の賃貸営業の具体的な仕事内容について解説していきます。
部屋を借りに不動産屋さんに行ったことがある人は、賃貸営業の仕事をイメージしやすいと思いますが、実際には接客以外にも見えないところで事務作業も結構あるんですよ。
大きく業務を分けると下記4つ。
- お客様への物件案内
- 契約業務
- お客様の集客業務
- 賃貸物件の取得業務
順番に詳しく見ていきます。
お客様への物件案内
これがメインの業務。
接客というかいわゆる営業ですね。
◆店舗にお客様が来店する
↓
◆お客様の希望条件をヒアリング
↓
◆希望に合う物件をピックアップ
↓
◆物件現地を車でご案内
↓
◆申込になったらクロージング
平均すると見学する物件は2~3物件くらい。
その日に即決する場合もあれば、もう一回日を改めて見に行く場合もあります。
不動産の賃貸営業は1月~3月が繁忙期!
この時期は一番の稼ぎ時ですのでそれなりに忙しいです。
いい物件はすぐ埋まっちゃいますので、他の不動産屋と物件の取り合いになることもあります。
契約業務
お客様の物件がきまると次は契約に向けての準備です。
◆入居審査
↓
◆契約書の作成
↓
◆お客様に契約内容説明
↓
◆物件の採寸(場合によっては)
↓
◆鍵のお渡し
鍵をお客様にお渡しするところまでが賃貸営業の仕事です。
入居後の修理対応とかは「管理会社」の担当が行うことになるので、賃貸営業からは手が離れます。
ただ、その後のフォローもしておけば次に引っ越すときも、また自分に依頼してもらえるかもしれませんので、売ったら終わりという態度はやめましょう。
お客様の集客業務
待ってるだけではお客様は来てくれないので集客する必要があります。
集客のメインはHP。
新着の物件情報を他の不動産屋より早くUPするのが集客のポイントです。
不動産屋って各駅にかなりの数ありますよね?その中から自分の店舗を選んでもらう必要があるから競争です。
◆物件の写真を撮る
◆間取り図を書く
◆インターネットに物件情報を入力
◆店頭POPを作る
これらの業務は営業社員がやる場合と事務スタッフがやる場合がありますが、会社によってやり方はそれぞれですね。
店頭POPを作ったりはセンスが問われるので得意な人は活躍できるかも。
賃貸物件の取得業務
家主(オーナー)さんにアパートやマンションの募集を任せてもらえるように提案する業務です。
これも会社によってやったりやらなかったり。
これだけは飛込営業スタイルの場合もあります。
店舗のある場所にもよりますが、都心部の店舗はあまりやらない、逆に郊外の店舗は結構やるという感じです。
未経験でもできる?必要なスキルは?給料は?

賃貸営業に転職するのはどんな人?
結論としては不動産の賃貸営業は未経験でも出来ます!
ボクの前の職場でも未経験からの転職者がほとんどでした。
- 元BARの店長
- 元携帯ショップの店員
- 元料理人
- 元DJ
- 元自衛隊
こんな感じでむしろ経験者の人が入ってくることはほとんどいなかったですね。
採用面接をやっていた時はたぶん「賃貸営業は楽」って思って応募してくる人が多いなと感じてました。
部屋を借りたい人が向こうからやってくる「待ちの営業」なので楽なイメージがあるんだと思います。
確かに飛び込みとかテレアポ的で新規獲得はないので、そういった営業と比べるとはるかにやりやすいのは事実です。
入社1週間でいきなり契約が取れることもあります。
30代未経験で入社して1年で店長になったり、順調に給料が上がってる人もたくさんいますよ!
当然仕事なのでめちゃくちゃ楽ってことは無いですし、営業なのである程度契約が取れるようになることは求められます。
なので、未経験でもしっかりやれば出来ると思ってください。
適当に楽したくて入社たけど続かなくて、あっという間に辞めていった人も何人もいます。
賃貸営業に必要なスキル
【車の運転免許は必須】
毎日のように車でお客様を載せて物件に行くので、ペーパードライバーの人は練習をしておきましょう。万が一お客様を載せて事故って怪我をさせたら大変です!
【簡単なPCスキルも必要】
ワード・エクセル・パワポ、それに基本入力が出来れば十分です。
PC作業に時間を取られると業務が進まないので、ブラインドタッチは出来た方がいいですね。
【聞く7:話す3】
しゃべり上手よりも聞き上手の方が重要。
なので別に口下手でも、営業に自信が無くても誠実な対応が出来ればOKです。
希望条件を聞き出すヒアリング力7、最後背中を押すのに提案力3。というイメージ。
聞く能力についてはこちらの記事もぜひ。
【宅建資格は無くてもいい】
賃貸営業は宅建資格は無くてもできますし、資格なしでもたくさんの求人が出ています。
もちろんあるにこしたことは無いし、持ってると選択肢の幅は広がります。
これについては最後に説明します。
給料や休日は?
会社によって全然違います。
◆給料について
給料も固定給の会社もあれば完全歩合制(フルコミ)の会社もあります。
完全歩合制だと固定給は低いけどやった分だけ稼げるのでガンガン稼ぎたい人にはおススメ。
逆にムリなく長く続けたい感じの人は固定給の方がいいと思います。
◆休日について
これも会社によりますが、まずほぼ土日は出勤。
水曜日が休みの会社が多いですね。
転職エージェントを利用しよう

不動産業界に関わらずですが、転職する際は「転職エージェント」は絶対に使った方がよいです!
ボクも今の会社に入った時は転職エージェントを利用しました。
転職エージェントを使うメリット
転職エージェントは紹介した人が入社したら会社から報酬をもらうという成功報酬形式がほとんどです。
さらに、大体が入社から6か月継続勤務した時点で報酬を貰うことになるので、適当に紹介して入社させれば終わり!というわけにはいかないのです。
なので、転職エージェントは転職者の希望に合った職場を親身になって紹介してくれるんですね。
いい人材を入れると今後も継続してその企業から依頼をもらえますしね。
転職エージェントを利用するメリットは下記のとおり。
- 自分にあった求人を紹介してくれる
- 模擬面接など対策をしてくれる
- 給与面など交渉を代わりにやってくれる
- 第三者としてアピールしてくれる
不動産業特化型のエージェント
エージェントの中でも不動産業界に特化した転職エージェントがおすすめ。
正直、不動産業は会社ごとに全然やり方が違います。
ゴリゴリの個人プレー営業のところもあれば、チームプレースタイルのところもあります。
サービス残業当たりまえというブラック企業も結構あります。
不動産特化型のエージェントだと業界に精通したアドバイザーなので、募集要項ではわからない部分の相談にも乗ってくれます。
その中で自分にあった求人を提案してくれます。
不動産業界を専門にした転職支援サービス【宅建Jobエージェント】

宅建資格はあった方がよい

宅建資格が無くても採用してくれる会社はたくさんありますが、中には「宅建保有」が採用募集の条件になっている会社も多いんです。
特に大手は宅建保有第一主義のような会社も少なくなりません。
今持ってなかったとしても転職後には頑張って取りましょう!
ただし、宅建試験はハッキリ言って結構難しいです。
しかも試験は年1回のみ。
でもしっかり勉強すれば取れる資格なので、今の仕事が比較的時間がとれるのであれば、転職前から勉強をスタートしましょう。
面接時点で宅建に合格できてなくても、「勉強中」と言えば転職先にも本気度をアピールできますしね!
☟宅建資格取得はこちらがおすすめ
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宅建を持っていると転職後もいろんな面でかなり有利ですよ。
一例をご紹介します。
- 資格保持者は月3万の資格手当プラス
- 宅建が無いとできない仕事が出来る
- 名刺に書かれるので営業にハクがつく
- 将来宅建の事務として働ける
- 昇進の条件に宅建保持が必須の会社も
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