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こんにちは、けんたです。
「初めて部下を持ったら心がけること」について書きました。
マネジメント論とか難しい話ではなく、誰でもかんたんに出来る【接し方】について解説します。
昇進して初めて部下を持つと最初はどう接していいのかわからないですよね。
- 部下が何を考えてるのかわからない
- 部下が自分の思い通りに動いてくれない
今まではプレイヤーとして自分で成果をあげればよかったですが、これからは自分で全部やるわけにはいきません。
部下を動かしてコントロールしないといけないんですね!
まずは部下と距離を縮める、部下のモチベーションをあげることが結果として組織の成果につながっていくからです。
ボク自身は不動産屋で16年間働いていて、営業⇒店長⇒マネージャーを経験してきました。
最初に店長になった時はみようみまねで必死にやりましたが、一つだけ絶対にずっと意識していたことがあります。
「自分が部下だったらこの上司の元で働きたいか」を常に問うこと
これを忘れずにブレずにやろうと決めました!
ボク自身の経験談を交えてポイントを解説します。
話しかける回数を増やす

まず第一にこれ超大事です!
これによって話しかけられた方は、自分に興味を持ってるんだなと思ってくれるんですね。
逆に全然話しかけてもらえないと
自分には興味がないんだな
期待されてないのかな
と思いますよね。
とにかく話しかける回数を増やす。
一回の会話は短くてもいいし、無理にプライベートな話をしなくてもいい、質問じゃなくてもいい。
結論なんでもいいんです!
・お帰り、外雨降ってた?
・俺先に昼食べてきちゃうから電話頼むね!
・〇〇さんキーボード打つの早っ!
とか、こんなもんで十分なんです。
あくまで、職場にたくさん会話が飛び交うことで、活発な雰囲気を作ることと部下との距離を縮めることが目的です。
ただし、やりすぎると鬱陶しいと思われるし、仕事の邪魔をしないように気を付けてください。自分が暇だからって、やたらと話しかけてきて邪魔な人ってたまにいますよね。。
名前を呼ぶ

基本ですがこれもめちゃくちゃ大事。
単純に名前を呼ばれると嬉しい。
「名前を呼ばれる=認められている」
と人は感じるからです。
かんたんです、話しかけるときに名前を呼ぶ!たったそれだけ。
これは心理学的にも相手との距離を縮めるテクニックとしても有名です。
上司部下の関係性だけでなく
取引先と商談
子供と遊ぶ時
合コン
あらゆる場面で使えますよ!
「ありがとう」と言う

意外と出来てない人が多いんです。
今までの経験上で断言しますが「ありがとう」が言えない上司は無能!
仕事シーンにかかわらず、何かをやってくれたら「ありがとう」と言う。
感謝を伝えることって人としての基本ですからね。
「ありがとう」と言われた側はこう思うはずです。
・ありがとうって言われてうれしい
・やってよかったな、次も頑張ろう
こうやってモチベーションがあがり、結果パフォーマンスもあがっていきます。
ボクの好きなファンドマネージャーの奥野一成さんも「ありがとう」については著書の中でこう言ってます。
お金とはありがとうのしるし
奥野一成さん著 「先生お金持ちになるにはどうしたらいいですか?」より
叱るとき、褒めるとき

部下を叱るときと褒めるときは次のように場面を使い分けるようにしてください!
叱るときは人がいない場所で
絶対にみんながいる前で叱らないようにしてください。
叱られた方は惨めな想いになりますし、失敗を恐れて行動できなくなります。
怒られるのが嫌でミスを隠そうとしすらしてしまいます。
みんなの前で叱ることで「全体を引き締める」とか言う人がいますが、完全に間違ってますし、時代遅れ甚だしいですね。
単なる見せしめで、叱ることが目的になっている自己満足野郎です。
褒めるときはみんなの前で
逆に褒めるときはみんなの前で褒めてあげてください!
表彰式で前に出るのが誇らしいのと一緒です。
褒められてうれしいし周りからの評価も上がります。
その結果自信がついてさらに成果が上がる。
好循環になるんですね!
部下の手柄をアピールする
会議の場や自分よりさらに上の役職者へ報告するときに、部下の手柄をアピールしてあげてください。
・〇〇さんの頑張りで今月達成できました
・この案〇〇さんの提案なんですよ
組織での成果は紛れもなくその組織を取りまとめてる自分の成果です。
ただ、自分の頑張りだけでなく、敢えて部下達の頑張りで上手くいったとアピールするんです。
もし、「〇〇課長がお前の事褒めてたぞ!」と第三者から聞かされたらどうでしょう?
テンション爆上がりしますよね!
課長のためにさらに頑張ろうって思いますよね。
こうやって部下に成果をつかませてあげることで、必ず自分に返ってきます!
必殺ワード例
ボクが上司に言われてめちゃくちゃモチベーションが上がったフレーズを2つ紹介します。
感動したというか「この人に付いていきたい」と思ったフレーズです。
例1、仕事がうまくいった時
「〇〇さんに頼んで正解だったよ!」
泣きそうになりました。「よくやった」とか「頑張ったね」よりも断然嬉しかったです。
だってボクに頼んだことが正解だったって上司が言うんですよ!
正直これを言われてから自信が出てきて営業成績上がりまくりました。
例2、仕事でミスをしたとき
「気づいてあげられなくてごめんな!」
結構重大なミスでした。ボクはミスするとかなり落ち込んでしまうタイプだったので、他の事が全然手につかなくてヘコみながら報告をしました。
何がダメだったかの追求とか解決策は後回しで、上司が最初に行ってくれた言葉が「事前に気づいてあげられなくてごめんな」だったんです。
神じゃないですか?
完全にボクがミスったのに、上司も一緒に責任をかぶってくれたんですよ。
この一言にホントに救われました。
なんて懐の深い人なんだと思いました。
絶対に失敗を結果論で叱らないようにしましょう!
結果論で責め立てる上司ってけっこう多いと思いますが、そんな上司はボクは全く尊敬できないです。
結果論で責め立てるなんて誰でも出来るからです。
まとめ
今回はかんたんマネジメントの超初級でした。
まとめると
- 話しかける回数を増やす
- 名前を呼ぶ
- 「ありがとう」を言う
- 叱るときは人がいない場所
- 褒めるときはみんなの前
部下は上司の事をよく見てます。
部下に対して決して偉そうにするのではなく、まず自身がしっかりするべきですね。
そして
「自分が部下だったらこの上司の元で働きたいか」
これを忘れないことをまず意識するとよいと思います。
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営業マンについて書いた記事ですがぜひこちらも併せて読んでもらえれば幸いです。
マネジメントだろうと対顧客であろうと、結局は人と人なので通じる分が多いにあると思います。
